2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

中学生/高校生諸君! 社会定期テスト:時事問題対策!1学期期末

3学期制の中学・高校はそろそろ1学期の期末テスト。 何度でもいうけれど、特に中学生、定期テストは本番の入試のつもりで臨もう! たくさんの人に見てもらいたいから genio先生のブログ からコピーさせてもらいました。 このくらいはできて欲しい!試…

『日本マスコミ「臆病」の構造』 ベンジャミン・フルフォード

朝鮮総連の中央本部の売買をめぐる詐欺事件で緒方重威・元公安調査庁長官が東京地検に逮捕されましたね。この取引には、元日弁連の会長というもう一人の超大物までかかわっていたそうですが、よくわからない事件です。 菅義偉総務相は、「日本人拉致事件に…

『雨鱒の川』 川上健一

本来は中高生以上にすすめしたい本なのですが、最近は中学入試でも従来の教育的、道徳的内容ばかりではなく、本書のように恋愛を扱ったものが出されますね。 女の子はともかく、男子生徒の中にはよく分からない子もいると思うのですが…、がんばってもらいた…

『空からやってきた魚』 アーサー・ビナード

著者のアーサー・ビナード氏をご存知でしょうか。アメリカ人の詩人なのですが、日本語での詩集、『釣り上げては』 で、なんと中原中也賞を受賞してしまうほど、日本語になじんでいる方です。 この方、イタリア語も短期間遊学しただけでマスターしているそう…

『63歳・東京外語大3年 老学生の日記』 坂本武信

筆者は1943年生まれですが、現役の大学生。慶応大学卒業後、保険会社に36年間勤めますが、急性心筋梗塞で生死をさまよったのを機会に、定年前に退職します。これから第二の人生をどう過ごそうかという時に、妻に言われたのは… “家にいないで!濡れ落…

『ほんとうの英語がわかる- 51の処方箋』 ロジャー・パルバース 

講師や生徒のどちらにも薦められる英語の本というのは大変貴重だと思いますが、本書はそんな一冊です。 自分が英語を教える上で、参考になった本は数知れずあり、その中でもっとも印象深い一冊として、荒木博之氏の 『日本語が見えると英語も見える −新英語…

吉野秀先生の読売新聞コラム 『できる人の「書きかた」「話しかた」』

人気の スットコくん6月号 で、当教室の吉野先生のことを、 “『笑っていいとも!』にタモリさんと一緒にレギュラー出演していた” とご紹介したのですが、ちょこっとそう書いただけで、生徒たちから反応がすごくて驚きました。『えっ、どういう人?どういう…

『灘高キムタツの国立大学英語リーディング超難関大学編』 木村達哉

灘高キムタツこと、木村達哉先生の注目の一冊、『国立大学英語リーディング(超難関大学編)』 が発売されました。以前、ご報告させていただきましたが、本書の中で、私と当教室をご紹介をしていただき、私も1ページのコラムを書かせていただきました。 (…

『日本語が見えると英語も見える−新英語教育論』 荒木博之

『“くちびる” を英語で何という?』 とたずねれば、きっと中学生でも、“lip” と正しく答えるでしょうし、実際、教科書にも、顔のイラストに鼻には “nose” 、目には “eye” と示されているように、くちびるは lip としてあるでしょう。 それでは…

『漫録おやじ日本を叱る』 井尻千男

本書の著者、井尻千男氏をご存知でしょうか。日本経済新聞の文化面のコラムを25年も担当していた名コラムニストです。 私は、最初、それに気付かず、ある討論会を収録した別の本を読んでいたときに、その中で、居並ぶ大物達の中でも、氏の際立った論理に…

『道路の権力-道路公団民営化の攻防1000日 』 猪瀬直樹

猪瀬直樹氏が東京都の副知事に就任するというニュースが流れました。石原慎太郎都知事から、知事として後継者指名されたのだと解説する向きもありましたね。驚きました。 猪瀬氏といえば、世間の注目、期待を一身に背負って取り組んだ道路公団改革です。小泉…

『中国農民調査』 陳 桂棣・春桃【著】・納村 公子・椙田 雅美【訳】

中国で、千人以上の子供が奴隷にされていたというショッキングなニュースが流れました。 相互リンクの ysbeeさんのブログに詳しく出ています。よく指摘されるように、中国の農村と都市部の格差の問題は暴発寸前というのが現実的なものとして感じられました…

スットコくん6月号 【塾の教室で起こるドタバタ】 ジョーク・ネタです! 

そろそろおなじみでしょうか。月に一度のスットコくんです。 当教室メルマガ6月号の記事です。 今月も結構イケると思いますよ(笑)。 ヽ(^。^)ノ それっ! ★★ グサ! ★★ 代々木教室の吉野先生は、多くの著書を執筆し、あの 『笑っていいとも!』 にタモリ…

『頭がいい人、悪い人の話し方』 樋口裕一 / 『博覧会の政治学?まなざしの近代』 吉見俊哉

『博覧会の政治学』 吉見俊哉『博覧会の政治学』 から。以前取り上げました、『家族と幸福の戦後史(三浦展)』 も非常におもしろい一冊で、ニューヨーク万博の政治的意味などを解説していました。本書は、“博覧会” の、より根源的な分析をしているようです…

『寝ながら学べる構造主義』 内田樹 / 『愛国者は信用できるか』鈴木邦男

『寝ながら学べる構造主義』 内田樹 内田氏の著作は私も好きで、本書を含め数冊読んでおります。ブログで取り上げたのは、『疲れすぎて眠れぬ夜のために』 『街場の現代思想』 『女は何を欲望するか』 『先生はえらい』 などでしょうか。 内田氏の著作もよく…

40万HIT!ブログカウンター お礼とご報告

今日の記事の内容は、Gooブログの 『本を読もう!!VIVA読書』 に関するものです。 おかげさまで、 40万HIT です ←にあるカウンターが40万を越えました! いつも気にしていたつもりだったのですが、今回だけはすっかり忘れており、何と今日の…

『個人主義とは何か』 西尾幹二

『個人主義とは何か』西尾幹二 こちらを紹介してくれたのは、テレビにこそ出ておりませんが(笑)、ハンサム、独身、英検一級の福原先生です。 西尾幹二氏と言えば、もとは哲学者で文学博士なのですが、例の 『新しい歴史教科書を作る会』 の旗振り役として…

『ツイてる !』 斎藤一人 

『ツイてる !』 斎藤一人 本書を推薦してくれたのは、代々木校の吉野先生ですが、吉野先生ご自身も優れた著作が何冊もある偉い方なんです。なんとあの 『笑っていいとも!』 にタモリさんと一緒にレギュラー出演していたこともあるという大物です。 今度、吉…

『物語スペインの歴史(人物篇)』岩根圀和

◎◎◎◎◎◎◎◎ 『物語スペインの歴史(人物篇)』岩根圀和 実はとっても多くの生徒が「新書」を新しい本、新刊本と勘違いしています。「新書」は“文庫”などと呼ぶのと同じで、本のスタイル、形のことですよ。生徒の皆さん、本屋さんへ行ったら確認しておいてね。 さ…

新書 塾講師のオススメ本 

『裁判官の爆笑お言葉集』 長嶺超輝 『裁判官の爆笑お言葉集』 長嶺超輝 当教室 6月号のメルマガは、“新書” の特集でした。塾の先生というのは本当に本好きが多く、紹介をお願いしますと、あっという間に興味深い本がいろいろ集まります。先生方本当にあり…

教育再生会議の報告に関して

以下は当教室の今月号のメルマガに、私が投稿した教育コラムです。 よろしければお読み下さい。 ■■■■■ 『教育問題の扱い方』 今月はじめに、教育再生会議から、「社会総がかりで教育再生を・第二次報告〜公教育再生に向けた更なる一歩と「教育新時代」のため…

『歴史をかえた誤訳』 鳥飼玖美子

鳥飼玖美子氏は昔から私の尊敬する英語の先生のお一人です。英語学習で多くの示唆を得られる方で、本書はその通訳論です。同時通訳の場で問題となるさまざま状況を紹介し、その解決策や異文化コミュニケーションの難しさなどを指摘します。 そして、実際に…

『夏の庭 The Friends 』 湯本香樹実

さぁ、すばらしい一冊 『夏の庭』 を取り上げましょう。以前、『入試に出された本3』 でご紹介した際にもコメントが集中していた作品で、ご存知の方も多いでしょう。 そう、確かに中学入試、高校入試に非常によく出される本なのですが、勉強に関係なく、ぜ…

“夏期講習” の準備 “塾・講師募集” もちろん生徒も大募集!

夏期講習の準備のため、今日は本の紹介はお休みです。 すみません。 で… 講師募集 です。 我々と一緒に生徒に全力で指導をしていただける熱い先生! ご応募お待ちしております。 対象は小学生から大学受験生まで。 東京の代々木教室、または横浜市都筑区にあ…

『コンプリート高校総合英語』 山口俊治

本書もいろいろな高校で薦められいる参考書で、実際に、当教室でも持っている生徒が結構います。著者の並外れた英語力を感じさせる良い本なのですが、使い方が非常に難しい。 英語の参考書をどう使うのか…。 『ターゲット』 や 『DUO』 あるいは極めつけは …

外務省 改革案

『外務省 外交力強化への道』 薬師寺克行 昨日取り上げた 『さらば外務省(天木直人)』 とほぼ同時期に発売されましたが、センセーショナルだった『さらば〜』 の陰に隠れてしまった感のあるのが本書です。『さらば〜』 に比べますと大変地味なのですが、良…

『さらば外務省 - 私は小泉首相と売国官僚を許さない』 天木直人

安倍政権の支持率が大きく下がったと、新聞、テレビなどで連日報道されています。さすがに、社会保険庁の宙に浮いた年金記録が5千万件というとんでもない数になっているのには驚きました。そのこと自体は安部首相の責任ではないでしょうが、納得できる解決…

『武士道解題』 李登輝

台湾の元総統、李登輝氏が来日しています。テレビなどではあまり詳しく背景などが報道されていないように思いますが…。 数年前、森首相時代に病気治療という名目でさえ来日させないという大騒ぎ、慶応大学の三田際で講演をするとしてまた大騒ぎしたことを覚…

『秘伝 中学入試国語読解法』 石原千秋

中学受験の国語が苦手な生徒さんや、そのご父母には、非常に参考になる一冊です。少し前に出されていますので、中学入試に関する情報などは変わっていて、注意が必要ですが、それでも私がこれまで読んできたいろいろの中学入試、国語の参考書の中では際立っ…

『旧制中学入試問題集』 武藤康史

確か、かつてのベストセラー、当時の受験生のバイブルと言われた 『試験にでる英単語』 (今だにそこそこ売れていてびっくり) を書いた森一郎氏だったと思いますが、氏が英語の易しさに言及し、“明治時代の日本語など普通の高校生にはとても読めないが、英…