2007-01-01から1年間の記事一覧

時事問題 【2007年10〜11月】 社会定期テスト対策

■2007年10・11月 時事予想問題■ そろそろ後期の中間・2学期の期末テスト。 何度でもいうけれど、特に中学生、定期テストは本番の入試のつもりで臨もう! Here We Go! 1・ 民衆デモを弾圧した東南アジアの軍事政権の国は? 2・ 1で軟禁されている…

『クレーマー・シンドローム―「いちゃもん化社会」を生き抜く交渉術

↓の記事のコラムでも取り上げました、当教室の国語講師、吉野秀先生の新刊が発売されましたので、ご紹介しましょう。発売早々に増刷が決まったようで、すばらしいですね。 つい先日は日本経済新聞の一面にも広告が出ておりましたので、ご存知の方もいらっし…

【読売新聞コラム】 “クレーム対応上手は「文句をつける」のも上手

当教室の吉野秀先生のコラムが 読売新聞 に掲載されましたので、ご紹介しましょう。 “クレーム対応上手は「文句をつける」のも上手い” 世間では多かれ少なかれ、トラブルやアクシデントは起こりがち。ちょっとしたミスでも対応を一つ誤ると、たちまち火の手…

『初秋』 ロバート・B・パーカー / 菊池光=訳

北方謙三氏の 『不良の木』 を昨年の秋にブログでご紹介しました。確かに大変おもしろかったのですが、“もう少し、主人公が、スーパーマン的ではないハードボイルドの作品でお薦めがありませんか” と言って、教えていただいた一冊です。(やまちゃんさん、…

『悪の対話術』 福田和也

さまざまな場面での会話、言葉遣いなど、自分はいつもどのくらい気を配っているでしょうか。あらためて聞かれるとどう答えたら良いのでしょうか。一応、言葉には気を使っているつもりでもあるようで、気軽に話すことも始終ありますから。 もちろん面接試験…

『北朝鮮を知りすぎた医者:脱北難民支援記』 ノルベルトフォラツェ

韓国の盧武鉉(ノムヒョン)大統領と北朝鮮の金正日総書記が首脳会談を行いましたね。金大中前大統領の訪朝時のような、“歴史的” というほどのインパクトはありませんが、それでも気になります。 どうも、報道を見ていますと、相変わらず外交交渉は北朝鮮ペ…

『ゆとり教育から個性浪費社会へ』 岩木秀夫

文部科学大臣をころころ代えてしまった小泉元首相から、教育問題にやたら熱心な安倍前首相、そして、現在、福田首相の誕生となりましたね。いったいどういう教育観をお持ちなのでしょうか。 昨日、所信表明演説をしたそうですが…、今日にでも原稿をチェック…

『炎と氷』 新堂冬樹

しばらく前のことですが、ある新聞の書評欄で、本書に関して 「とうとう新堂氏がやってくれた!」のように絶賛されていたので読んでみました。新藤冬樹さんという方の作品ははじめて読みました。 何も知らずに読んだのですが、何とヤミ金融の世界でのし上が…

 この記事はgooブログの写しです。 

ブログカウンター・50万HIT! お礼

おかげさまで、 50万HIT です ←にあるカウンターが50万を越えました! さっき気付いたら50万HITでした! ありがとうございます。 夏休み以降、頻繁に記事をUPできておりませんが、それでも何とか3ヶ月ほどで10万HITを加算し、50万に届きま…

『ラブリーボーン』 アリス・シーボルド 片山奈緒美 (訳)

山口県光市で99年に起きた母子殺害事件の裁判のニュース、夫の本村洋氏の映像を見るたびに何ともいえない気分にさせられます。殺人という犯罪自体も許せないものですが、その後の被害者の家族とその生活を考えると本当に心が痛みます。 特にこの事件は残…

『オトナ語の謎。』 糸井重里

“オレ的にはアグリーできかねるんだよね” と表紙にも書いてあります。 こんな言葉使っている人、職場にいますか(笑)?少なくとも私の知っている塾講師にはさすがにいませんが、オトナ語は 「ほぼ日刊イトイ新聞」 の人気コーナーだそうですから、やはり、…

“過去にすがりつくのは現在・未来を侵害すること”  吉野秀 【読

当教室の吉野秀先生のコラムが 読売新聞 に掲載されましたので、ご紹介しましょう。 私も何度か似たような経験がありますね〜。つらいつらい(笑)。 どうぞ! ■■■■■ 過去にすがりつくのは現在・未来を侵害すること ■■■■■ 約10年ぶりに知人から自宅へ電話…

『世界は日本・アジアをどう伝えているか-報道検証』 千野境子

『世界は日本・アジアをどう伝えているか-報道検証』 千野境子 安倍首相辞任のニュースには驚きました。どうしてこんなタイミングなのか、あまりにも唐突です。好き嫌いや政策はさておき、こういう辞め方はどうも賛成できないのですが、有権者はどう感じるの…

時事問題 【2007年7〜9月】 社会定期テスト

2学期制の中学・高校はそろそろ1学期の期末テスト。 何度でもいうけれど、特に中学生、定期テストは本番の入試のつもりで臨もう! 2007年7・8・9月 時事予想問題 7/16 (① )県中越沖地震。 7/26 アフガニスタンで韓国人ボランティア23人が「(②…

『新 ほんとうの英語がわかる―ネイティヴに「こころ」を伝えたい』 ロジャー・パルバース

本書の前作、『ほんとうの英語がわかる』 を少し前にご紹介しました。そちらもお薦めですが、続編の本書もなかなか興味深い一冊です。 筆者は英語の専門家でもありますが、同時に作家でもあります。本書では4人の登場人物の英会話を追い、その英語の解説と…

『体験的本多勝一論』 殿岡昭郎

つい先日、大学時代の友人と話していた際に話題になったのが本多勝一氏でした。相変わらず、根強いファンがいるものですね。氏の著作では、これまで 『新アメリカ合州国』 を取り上げました。おもしろい一冊でした。 本多氏の名前は、大学生以下の世代には…

『女性はどう学んできたか―卑弥呼から江戸庶民の女まで』 杉本 苑子

9月、新学期の始まりですね。当教室の夏期講習も終わったわけですが、毎年のことながら、受験生はみんなよく頑張っていました。もちろんそれに応える講師陣も真剣そのもの。みなさんご苦労さまでした。 やっと終わった一休み、といきたいところですが、ふと…

『四万十川 第一部 −あつよしの夏−』 笹山久三

この夏休み、生徒諸君はそれぞれ楽しい思い出を作ったことでしょう。そして、子供に思い出作りをさせてやりたいと、お父さん、お母さんもきっと酷暑の中、海・山で楽しい非日常を過ごされたに違いありません。 疲れ果てた子供の寝顔に満足して…、で、気が付…

『文科省が英語を壊す』 茂木弘道

夏休みもいよいよ最後の週になりましたね。早いところでは30日くらいから学校が始まりますから、猛烈に宿題を片付けはじめているころでしょう(笑)。ただし、公立の特に小学校は以前よりずっと宿題も少なくなりましたので、それほど大変ではないかもしれ…

『最後の相場師』津本陽

アメリカのサブプライムローン、低所得者向けの融資だそうですが、その問題で、世界経済が不安定な方向へ行っているようですね。アメリカでも日本でも、株価が急落し、景気全体にも影響しかねないとなると大変心配です。 上海やアメリカの景気はバブルだと…

『たった一人の30年戦争』 小野田寛郎

62回目の終戦記念日です。 日本の夏は広島・長崎への原爆投下、そして終戦の時期にあたりますから、先祖が帰ってくるといわれるお盆前後は平和や戦争について考えさせられる季節です。 まったく出口の見えないイラク戦争。自民党が参議院選挙に大敗しまし…

『峰雲へ』 阿部夏丸

本書も夏休みに生徒たちに読んで欲しい感動物語です。読書感想文を書くのにもうってつけの一冊です。 重松清氏とは対照的に、あまり売れていないようですが(笑)、読みやすく、すばらしい一冊で、しかも中学入試や公立高校入試によく出題されます。200…

『カカシの夏休み』 重松清

あっという間に夏休みも半分が過ぎましたね。東京も36度と、夏らしい日差しが照りつける昨日、今日です。 夏期講習期間中、私たちのような塾講師は海、山へ出かけられませんので、本音では、“冷夏大歓迎” ですが(笑)、暑くないと気分が出ないのも事実で…

『謎の哲学者ピュタゴラス』 左近司祥子

三平方の定理で知られる数学者 “ピタゴラス(本書ではピュタゴラス)” ですが、本当に三平方の定理を生み出したのが彼であるという文献は全く残っていません。自分では何も書物を残していないのです。 ピュタゴラスだけでなく、そもそも歴史上の偉人といわ…

『半落ち』 横山秀夫

いまさらですが…、ミステリーついでに『半落ち』です。だいぶ前に読みました。 ミステリー作品に対して贈られる何か大きな2つの賞(名前を忘れました)を同一作品で独占したのは本書が初、とか何とか新聞に書いてあり、実際に長期にわたり、あまりにもよく…

『記憶を埋める女』ベトラ・ハメスファール 畔上司(訳)

夏の夜の怪談ではありませんが、ミステリー好きの高校生が夏休みにいどむ長編というにはぴったりの本をご紹介しましょう。ドイツのミステリー小説です。女性作家ベトラ・ハメスファールの最高傑作と評されている一冊です。 ある夏の日の午後に事件が起こり…

『「みんな」のバカ - 無責任になる構造』 仲正昌樹

きっと安倍首相の現在の気持ちが、この書名ではないでしょうか。 それにしても今回の参議院の選挙結果。ついこの前、衆議院選挙で歴史的大勝利をした自民党が、今度は歴史的大敗北…。 安倍自民党が負けた要因を挙げるのには苦労しませんが、社会が短期間に…

吉野秀先生 【読売新聞コラム】 

当教室の吉野秀先生のコラムが読売新聞に掲載されましたので、ご紹介しましょう。 ■■■■■ 管理能力よりも指導能力 ■■■■■ 44歳にして初めて管理職(課長)になった知人は、約1年前にこう言った。 「今の若い連中は基本がなっていないから、そこから徹底的に…

『がんばらない』 鎌田實

おはようございます! しばらくご無沙汰でした。お越しいただいた方、本当にすみません。久しぶりですが、すばらしい一冊をご紹介しますのでお許しを…。 著者の鎌田氏は若い頃にあえて長野の田舎にある赤字経営の病院に赴任したり、何年間もチェルノブイリ…