『現代文と格闘する』 竹國友康/前中昭/牧野 剛


  


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英語を教えていても、いつも思うのですが、国語力はすべての学力の基礎ですね。もう一段上のレベルに行けるかどうかという時、国語ができる生徒は安心です。ではどうやったらできるようになるか。

成績を上げるのに、もっとも時間がかかるのも、国語、特に古文・漢文ではなく、現代文ではないでしょうか。昔の現国ですね。(それに比べりゃ英語なんか簡単に上がります。いや本当に)。

読書は確かにプラスですが、読んでるだけで成績が上がるわけではありません。

その現代文で、お薦めの参考書がありますので、『センター試験国語講評』 もお願いした、RYU先生に紹介してもらいます。

以下がRYU先生の書評・解説です。



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現在のところ、もっともオススメできる現代文の問題集です。解説がよいのはもちろんですが、設問自体の作り方もすばらしく、本当に文章を読み取れていなければ太刀打ちできない問題が並んでいます。

この問題集を指示された方法でやり通すことができれば、間違いなく、大学入試を突破するのに必要十分な読解力が身に付くでしょう。

ただし、偏差値60未満の生徒は手を出さない方が無難かもしれません。なぜなら、この本をやり通すためには、標準以上の読解力が必要になるからです。

まずは、基本的な問題集・参考書を終えて、「文章の基本的な読み方」を押さえてしまうのが先決でしょう。


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本書の特徴として

1.読解上不可欠な現代文読解用語40語を収録。 

2.現代文の読みつなぎ方を、「論理で読みつなぐ方法(評論文)」「心理で読みつなぐ方法(小説)」 の2系統で展開。 

3.キーワード・キーセンテンス・強調語・論理語の見分け方の実際を紹介。


とあげられていました。

本書の前段階の基本的参考書としては、以前、RYU先生は代々木ライブラリーから出ている、『田村のやさしく語る現代文』 を取り上げています。

私も以前、すばらしい一冊だと思う、『ことばはちからダ!』 と 石原千秋氏の『大学受験のための小説講義』 を取り上げました。それぞれ参考にして下さい。


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『現代文と格闘する』 竹國友康/前中昭/牧野 剛 
河合出版:312P:1290円