公立高校入試 学習方法(過去問対策)
ほとんどの私立高校で入学試験が終了しました。
おかげさまで、当教室の生徒も 全員合格 することができました!
中学三年生諸君、よ〜くがんばった!
おめでとう!
さて、公立高校が第一志望の生徒、そろそろ出番!準備はいいかな? また私立に合格はしたけど、惜しくも第一志望に届かなかったという人、くよくよしている暇はない。公立高校の入試できっちり、借りを返すぞ。
およそ一週間後に迫った都立高校、神奈川県立高校入試。とにかく残された時間は短いけれど、できることはまだある。最後の最後までベストを尽くすのは、スポーツも勉強も同じで、そういう人が最後に笑う。
とりあえず教育委員会から、東京は最終倍率が、神奈川は途中状況が発表されているから、見ていない人は確認。
↓ ↓
『東京都教育委員会』 『神奈川県教育委員会』
ところで、公立高校の受験生というのは、同じ高校を受験する人たちは、それがどこの高校であれ、みな同じような内申点、同じような学力を持った生徒たちが集まるはず。そうだろ?つまり、合否はほんの1.2点の差で入れ代わるはずだ。
だから最後まで気を抜かず、自分は、“あと1点で合格ラインにすべり込める”、そう思ってやろう。試験前最後の土・日も有効に使うこと。
いくつか直前にすべきこと、あるいは注意点を書いておくから参考にしてくれ。
Point1: とにかく過去問
まさかとは思うけど、万が一過去問を持っていない人がいたら、すぐに買って、数年間分を実際に解く。もちろん間違えたところをどうするかで勝負が決まる。
それとは逆に…、絶対に、こんな時期にそれ以外の新しい参考書など買ってはいけない。公立高校は各都道府県によって出題傾向は違うけど、ガンコなくらいそれを変えない。だから過去問からすべてが始まると思ってくれ。
Point2: 欲張らない
過去問で間違えた分野をどうするか。こんな時期から、全分野まとめようなどとしない。合格するためには、満点は必要ないし、ねらってはいけない。まして本番まで時間がないのだから、これからやって間に合うものだけに的を絞る。合格点に届くには、自分の場合はどの科目がポイントになるかを絞り込む。
つまり、どの科目の何を鍛えるのか、はっきりさせよう。できれば自分のことを良く知っている、学校や塾の先生にアドバイスをもらった方がいい。例えば、『社会の縮尺の問題であと3点』 とか 『苦手の発音問題だけ全部やり直す』 とか 『因数分解とルートの計算は絶対間違えない』 など具体的に決める。
Point3:パターンは同じ
特に神奈川県立の入試問題はどの科目も毎年、同じパターンで出題される。数学、社会などは出題分野だけでなく、問題の構成や図やグラフまで同じだ。だからできなかったところは徹底して何年間分もやって克服してしまえば、即得点につながる。
都立の国語には200字の作文が必ず出るが、これを時間内で終わらせるには練習が必要。少なくとも実際にどれほどのものかしっかり確認しておくこと。落とすとデカいから時間は必ずチェック!
国語以外でも都立は書かせる問題がやたらに多い。例えば社会の歴史でも、年号だけ覚えてもその意味を知らなければ得点できないようになっている。そういうことを過去問で確認したあとに、教科書や参考書で調べるという手順で進めること。
Point4:知識分野を中心に
他の生徒も必死にやっているこの時期に、自分だけ突然できるようになることはない。今から欲張って読解力を伸ばそうとか、計算スピードを上げるなんてとても無理。だから知識分野を強化する。
国語なら、漢字だと数が多いけど、文法や四字熟語、慣用句ならまだまだ間に合うし、理科・社会の一問一答形式ならば総復習することも可能。ワークなんかのまとめのページなんかを使おう。ただし、苦手分野を見てからね。
以上、要するに
過去問のワンパターンを徹底的に分析し、
知識分野を中心に、得点できそうな問題に絞りこみ、
集中的に苦手分野をつぶして…、見事合格!
これで行こう。いいね。
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で…、やるだけやってもまだ不安な人は祈ろう!
“天神さまお願い!”
敬愛する人生の大先輩、 tani 大兄もそうおっしゃっている。
そういう人には、もう一度、この言葉を贈ろう。
【驀地】
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