『総合英語 Forest』 墺タカユキ 石黒昭博


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『総合英語 Forest』 の第5版が一ヶ月ほど前にリリースされました。ものすごい勢いですね。学校で使っているところも多く、この改訂版に私も注目していました。


本書の解説は、中川教室の Mie先生にお願いしました。初登場ですね。


以下がMie先生の書評です。



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こんにちは、中川教室で英語を担当しております。 Mieです。

初心者から上級者、内部進学生から受験生まで幅広く使えます。文法の丸暗記ではなく、理解を深めることに重点が置かれています。イラストを使った説明があるのが特徴です。


英語を日本語に訳すとき、「頭の中で状況を絵にできる」 ということはとても重要です。簡単な文章では必要ないかもしれませんが、複雑である場合、どっちつかずの「何となくの日本語」で訳してしまうこと、誰にでも経験があると思います。


まずは頭でイメージでき、さらに絵に描ければ、理解度は100%と言えるでしょう。

辞書の意味をそのまま暗記し日本語訳に使用すると、日本語として意味が通じないこともあります。これが丸暗記による弊害です。文法だって同じです。その場に応じて臨機応変に対応する必要があります。

理解度が深まれば誤訳は減ります。丸暗記はその場しのぎにすぎません。 高校生にとっては、今更聞けないと言ったような情報が含まれている点は助かるでしょう。さらに、基礎文法の他に高度な情報も多く含まれています。

英文法には例外が多く存在するので、この点もカバーすることができます。また、小テストも数多く用意されているので、分からない箇所を残さないようになっています。


但し、併せて問題集も発行されていますが、書店で購入することができません。問題集は学校関係者のみを対象としているようです。

使用者の立場に立てば、参考書と問題集をセットで売ってほしいものです。参考書のみとは、何とも残念です。


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Mie先生のおっしゃるとおりで、かなり高い評価を与えられる参考書だと思いますが、私も正直、こういう学校優先という販売戦略がどうも気に入りません(笑)。


“業界” の事情はよく知りませんが…

使い方が意見の分かれるところなので、注意してください。具体的に説明するのは長くなりますので控えますが、要するに、607ページというボリュームがありますから、辞書的に使うのか、勉強の中心にして何度も通読するのか。


生徒の学年や学力によっても使い方が違います。


個人的には、生徒に対してというより、これから英語の教師になろうという人が、じっくりすべて理解できるまで読むのに最適かと思っています。(変な感想ですが…)

 
 

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kazuさんysbeeさんにあやかって…、でも先は長いぞ〜


かつては両方とも1位でしたが…。


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『総合英語 Forest』 墺タカユキ 石黒昭博
桐原書店:607P:1523円