『ラストイニング』 あさのあつこ



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先日ラジオを聞いていたら、本書の筆者、あさのあつこさんがバッテリーに対する思いを語っていました。もっと熱い方を想像していましたが、予想以上に落ち着いた穏やかな話し振りでした。



当教室の子どもたちもバッテリー大好きというのが多くいましたし、私の息子も好きでしたから、私自身は未読なのですが、ストーリーはほぼ完璧に知っています(笑)。





また、ある先生はバッテリーの第5巻までは、それこそ大ファンでしたが、最後の第6巻で運命の戦いの決着が無かったことに憤慨しておりました。乾坤一擲の大勝負を期待していたのに、あの終わり方がどうしても許せないようです。他の先生には、余韻があって、あれで良いという意見もありました。

いずれにしろ、続きがあったら読みたいか、と聞かれればほぼ全員がYESではないでしょうか。あったんですね、続編が。知りませんでした。サイドストーリーとでもいうのでしょうか。





今月の当教室のメルマガ、読書コーナーは小説特集でして、その中で monta 先生が取り上げて下さいましたので、紹介したいと思います。





以下が monta先生の紹介文です。





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ふと本屋に行っていろいろな本をながめていると、鮮やかな芝生の緑と土の茶色が映える野球グランドの表紙の本に眼がいきました。何だろうと思って手に取ると、あさのあつこ。 



あれ、著者の名前と野球の組み合わせですから、”バッテリー” とは違うのかな?と思ってよく見てみると、続編なんですね、バッテリーの。 



バッテリーを最後まで読んでいなかったので、ちゃんと読んでから、やはり読みたくなってこの本も購入しました。バッテリーだけでも話の終わり方としては、十分よいものだと思いますが、これで話が完結したという感じでしょうか。 



視点が巧ではなく、瑞垣になっていたのは驚きました。それぞれの人物の思いを細かく描写し、読み手を引きつけていくような表現が本当にすばらしいなと思わされます。バッテリーを読んだ生徒にはぜひおすすめです。          







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というものでした。バッテーリーファン待望の一冊なんでしょう。続きが読むことができて良かったですね。







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ラスト・イニング

                                    

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バッテリー

                                    

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