『アジアはどう報道されてきたか』永井浩
少し前の本ですが、東南アジアの国々の現状を、読みやすい文で書いてあります。
中高生向けの「ちくまプリマーブックス」シリーズですが、大人にも東南アジア入門として良い本だと思います。
アジア・アフリカへの中学、高校生の関心は、韓国、北朝鮮、中国を除きますと、非常に小さいと、授業をしていてそう感じます。ワールドカップ参加国でも場所がわかる生徒はごく少数です。
私も、別の仕事をしていたら、知らないかもしれません。その原因の一つに、これら第三世界=発展途上国の扱いが、報道・出版で小さいことでしょう。 そこで、立場を入れ替えて、例えば一般的なアメリカ人が日本のことを知っているかと言えば、ほとんど知りません。恐ろしく無知だと日本人が思うでしょう。
少し前のアンケート調査で、当教室のメルマガで取り上げたものを紹介しましょう。
びっくりしますよ。
■■■ アメリカ人の知っている日本人 ■■■
アメリカで実施され、東京電機大学が公表したアンケート結果です。アンケートに答えたのは中堅レベルと思われる公立高校2校と公立大学1校の生徒418名。平成10年の調査で古いのですが、それにしても…
日米同盟とさかんに言っていますがホントに大丈夫でしょうか?
<アンケート>