『アイデアのつくり方』 ジェームス・W・ヤング
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当塾 の生徒が、『 先生、この本どうですか? 良かったらブログにのせて 』 といって持ってきてくれた本です。良かったのでのせますよ。 (*^^)v
「 60分で読めるけれど一生あなたを離さない本 」 というキャッチコピーにつられ、買ってしまったそうです(笑)。いいぞ、いいぞ。
筆者はアメリカの広告代理店業界の大物で、氏がシカゴ大学のビジネススクールで話した内容が本書の元になっており、ビジネス成功の秘訣、アイデアの作り方を公表したものです。
実際に読んでみますと、アイデアをいかに作るか、効果的な広告について心理学的なアプローチ、情報収集の考え方などを解説します。私は、同じようなテーマの本を、これまで和田秀樹氏、野口悠紀雄氏、また竹村建一氏などの著作で読んでおりましたので、どこかで聞いたことがあるなぁ〜という気がしましたが、それらを短時間で再確認できたのが、何よりの収穫でした。
途中、「それにしても、参考文献や言い回しが古いなぁ〜」 と思っていましたが、それもそのはず、あとがきを読んで驚いたのですが、本書の初版はなんと1940年、今から65年も前の本でした。昭和15年ですか。ヤング氏自身も30年以上前に、亡くなっているではありませんか。
いったいどうして今頃、本書が店頭にならんでいたのか調べてみますと、テレビ局の有名などなたか(プロデューサー?)が愛読書として紹介したのがきっかけで評判になったらしいのです。
アマゾンをチェックしてびっくり、レビューが何と90もあって、評価も高く、すごく売れている。恥ずかしながら、知りませんでした。
上に挙げた方たちの著作に影響を与えた原型が本書だとしたら、こちらがオリジナルなわけで、革命的な本だったんですね。あとがきまで入れて100ページ、しかも竹内均氏の解説も入るため、著者の言葉はわずか60ページ。読むだけなら、確かに60分で、OKでしょう。
竹内氏も指摘しているように、根本的にアイデアの作り方はなんでも同じですから、すべての学問や、仕事に共通の考え方です。時間が足りなくて本が読めないと思っている受験生やビジネスマンにぜひ。
P.S. それにしても、高校生がこういう本に挑戦するのは、実にすばらしいことですね。どんどん探して欲しいです。紹介ありがとう。(^_-)-☆ それで、自戒もこめて…、なのですが、この種の本はたとえ、その内容を理解したり、感動したりしても、それを実行に移す、継続するのが難しい。勉強と一緒ですね(笑)。
http://tokkun.net/jump.htm
『アイデアのつくり方』 ジェームス・W・ヤング
TBSブリタニカ:102P:816円
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今の自分には、ちょっと難しいかな、というような本を読んでみるのは、実にすばらしいですね。よろしければ、紹介してくれた彼のために、1クリック、記事にした私に、もう1クリックいただけると大変ありがたいです。<M(__)M> 生徒をダシに…ズルイかな(笑)?
彼のために→ お〜!初の2位になっておりました。いかん、緊張してきました(笑)。 本当にありがとうございます。心よりお礼申し上げます。
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